創業者・水野勝正は、戦前より繊維技術者として家族と共に上海に渡りました。そして、戦後0年となる1945年、日本に帰国。ある日、広場でボール遊びをする子ども達の様子を見ていた時、スポーツを通して子ども達の笑顔がみたいと思った勝正。そこで、スポーツ用品の取り扱いを始めたのです。

地域と共に、地域の人々と共に栄えたいという願いを込めて名付けた「共栄スポーツ」。大府市中ら畑30（現在の中央町）にて事業を始めましたが、戦後当時、スポーツ用品は品薄で非常に手に入りにくい商品でした。マイカーを持っている人など誰もいない時代、自転車に手押し車を取り付け、大府から名古屋市中区まで仕入れに行きました。時には、知多半島の先まで自転車で配達をするような大変な日々でした。

「スポーツを通して子ども達の笑顔が見たい」という創業者の想いを引き継ぎながら、水野信は法人化および新店舗建設など積極的に事業拡大を図ります。

インターネット通販の仕組みを導入することで、実店舗に来なくても地域の人々に円滑に商品を提供。実店舗と通販サイトの在庫を共有するという方法で、業務効率化と販路の拡大を図りました。

創業以来、地域と共に成長を続けてきた有限会社スポーツキューブ共栄。スポーツ用品の販売、ユニフォームの制作、スポーツ施設の修繕などスポーツ関連事業を広めるだけではなく、学生服の販売など地域の発展のため、これからも進化を続けていきます。

小牧市の老舗 学生服のイトウ様のご協力のもとイオン大高店に売り場を開設させて頂きました。お買い物ついでに、お忙しい親御様が大府市内小中学校の体操服や制服等、関連商品を購入する事が可能になりました。